アイデア練れず、何がなんだか。

 ・自分が書きたいものは幾つかリストアップできた。
 ・読み手の考えを想像しつつ、その範囲から少し外れるサプライズな展開も幾つか思い付く。
 ・テーマは王道だ。決して世間に向けて奇妙なことを宣言したい訳じゃないから。
 ・上手く利用出来そうなアイデアはだいぶ貯まってきている。

 ……だけど、なんでだろう、上手く要素が繋がって、物語が立ち上がって来ないのは。うーん。うーーーん……。


 困ったときは、しんぷるに。初心忘れるべからず。
 自分を疑い過ぎないように。憐れみ過ぎないように。


 脚本を書いている時、あの人に見せるとか、アイツに見せるとか考えると、とてもモチベーションが上がる。どんな顔してどんな感想を言ってくれるだろうかとか、こういう人物の性格をアイツは好きだろうなぁとか。あなたという人間をいかに良く知っているか、そして、あなたからどれほど多くの活力を受け取っているのか、それを明らかに出来る唯一の機会なのだと思う。物語を書いている時は、ふとそんなことを思うんです。
 もっと愛情表現が豊かな人間だったら良いのだけれど、やっぱり苦手で、なんとなく恥ずかしさもあって、出来ずにいることが多い。その分、面白い物語にしたいと思うんです。
 物語は、自分の為に書いている時が大半なんだけど、今は特別な相手へ向けた手紙のような気がしてるんです。


 あー、やっぱ考え過ぎ……。思考を逃がそう。