きのうの。

 下書き残ってたので。
 今日は仕事はお休み。

 友人の誘いで、ワークショップに出てみた。一日で企画、脚本、撮影、上映会までをこなすという、結構ハードなスケジュール。参加できるかどうかもギリギリまで分からない状況で、ほとんど事前に情報も無く参加。早起きしたので後半に眠気がもの凄く出てしまって申し訳なかった……。
 一日で企画から脚本から撮影からって、とんでもなく難しいんだろうなぁと思っていた。それとなくアイデアもぼんやり考えて行ったはずが実際にはほとんど役に立たず、もう流れの中で見えてくるもんを掴むしかねーとか、脚本書いてる人としてはありえない判断をしてしまう。仕方ないことは仕方ないこと!停滞するよかかなりマシなはず、と言い聞かせて。
 テーマもきちんとあって、作品の質も高めに設定されているとなると、出演者からコンテから交渉から何から全てを進行させるのに、とてつもなくエネルギーがいる。何より、初めて会う者同士ってのが大幅にハードルを底上げするのだ。大抵の会議はまとまらない。会議を上手く回すにはルールやテクニックがあって、それを生かしていかないとすぐに袋小路に迷い込む。
 やってみて、単純に話し合うってのが、実は一番難しいことなのだなとあらためて思う。
 表現することと、まとめていくことは、同じ流れの中にあって、反対の方向を向いている。どちらかを進め過ぎると広がった先で戻れなくなるし、どちらかだけでは窮屈でつまらない。抽象的な言葉はイメージを次々と繋げて大きな世界を作る。具体的な言葉はイメージ達を飲み込んでしっかりした土台を作る。触れ幅を出来るだけ大きくして、きちんと着地しないといけない。ベストな折り返し地点を探るには、俯瞰で全体を見つつ、流れを読まなくてはいけない。つまりは、ものすごい難しいのです。予測できないし、その場でしか問題点も答えも見つからないってのが、特に。
 スタッフさん、ありがとうございました。コミュニケーションの勉強になったし、最近勢いを忘れていた自分を思い出しました。流れに乗る、というのは大事やね。