知恵と経験をたくわえる。

 仕事も一段落。最近あんまり本を読めてないわ……

一勝九敗 (新潮文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

 時間がかかって、二冊読むのがやっとだった。どちらも面白かったです。
 「一勝九敗」はユニクロの創業者のビジネス書。仕事の形を自分で作り変えながら、人や組織を大きくしていく。その模索していく姿は読んでいてモチベーションが上がります。
 善を為す道は、近道は無く険しい。けれど自分のやっていること、やり続けていくことに意味や意義を感じるには、その道を選び続けることだ。自分にも意識させ続け、周囲へも伝えていかなくてはならない。「善」とは何か?ということを、最初から分かる人はいないし。試しては失敗し、失敗を長引かせずに改善する。当たり前だけれどとても大切。気持ちを切り替えるのもそうだし、失敗を認めることが大切。すべてはその先に進む為にある。そうして何が自分にとって「良い」のか、相手に取って「良い」のかを知る。うん。
 「アルジャーノンに花束を」は、まとめてから感想を書きます。未読の方はぜひどうぞ。とても芯の強い物語です。

 読み終えてから、この二冊は何かが似ていると思った。なんだろう、うまく言葉にできないけれど。