七夕。

 どうも仙台が地元の私としては、八月の方が七夕の本番だという気がしてならない。七月七日って時期的にいつもばたばたしちゃってて、短冊とか浴衣とか街中で眺めるまでほとんど忘れてて、季節を楽しむ暇が無いイメージ。仙台帰りたいなぁ。アーケード歩きながら好きな子とドキドキしてた高校生時代が遠い過去。東京に出てきた地元の友達とも、最近懐かしい話ばっかりしてる。歳とったかー……。
 いかん! 夏はこれから始まる。今年は海に行きたい。都会のビル街で受ける日差しもそんなに嫌じゃないけど、波や風を感じながら砂浜でぼーっとしてたい。太陽で熱くなった砂を裸足で踏みたい。

 最近東京は天気が悪かったからどうなんかなーと思っていたけれど、今見たら雲もそんなになくて。星はそんなに見えないようだけれど、月が白く光ってなかなか良い夜空。
 星空も好きだけど、月が透明に見える夜も大好きです。

 私は死ぬまでに宇宙にいけるかな。
 ちょっと前に宇宙エレベーターとかのニュースがあったよね。シャトルよりも安全に宇宙へ向けて資材を運搬できて、地球の軌道上にステーションを建設するとかなんとか。SFの世界だと結構あるけど、実際にこの眼で観ることが出来るのはいつなんだろう。もし生きているうちに行けたら、もうそれだけで人生の意味の半分くらいは分かる気がする。自分の住んでいる世界のこと、その大きさと偶然を肉体的に直接感じ取れる気がする。
 ついつい私は自分の世界の狭さに気付かず、窮屈で息苦しくなる時があって。相変わらず下手だなぁと思う。正解は一つでは無いのだし。どうやったって、この私でいるしかないんだ。そうやって開き直ってばかりもあんまり良くないかもしれないけど、楽しい自分がいるんなら、それだけでもう充分だろう。他人と比べたりして、欲張ろうとすると焦る。それもそこそこには保って、夏は星や宇宙のことも感じながら暮らそう。

宇宙エレベーター

宇宙エレベーター

タイムマシン

タイムマシン

 アニリール・セルカンさんは、現代の貴重なコドモトナーの一人です。この本面白かったです。
 1969年の今頃、アポロ11号は打上げられたんだ。あの時代の熱狂を直接体験したかったなぁ。当時を舞台にした映画とか大好き。もちろん背景には米ソの冷戦があって、ロケット技術から軌道上の衛星から皆、戦争利用の為やら相手国への抑止やらが絡んでいた訳だけど、それを込みにしながらも宇宙への興味やある種の恋のような熱が勝ってたんじゃないかと思う。人は宇宙に惹かれていたし、また宇宙から魅入られていたと思う。コドモトナーが大勢いたと思う。今はもうみんな、宇宙に飽きてしまったんかな。
グッバイ、レーニン! [DVD]

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 宇宙好きだー。いつもだけど文章にまとまりがないー。ごめん。