情熱を堅くする。

 いい仕事をするのは難しいことなんかなー。
 仕事であんまり良い結果が出ないとこういう思考に陥り易くなりますわな。いい仕事ってのは、自分にとって理想的、という意味ではなく。着実で、真摯でいて、なおかつ長期的に価値を生む仕事。受け手と送り手の目線の高さが同じこと。そういうのって難しいのかなー。もちろんそれらを仕事の中で押し通すには、受け入れてもらうには、結果はどうしても必要だけれど、成果があれば人は納得しやすいんだけれど。分かってるけどさー。皆実は嫌だって気付いてるっしょ、もっと気持ちのいい仕事したいでしょ、って言いたくなる私は大人では無いようです。
 悪い所を誤摩化したり、必要以上に良く魅せようとしたり、そういうのはもう飽きたんだ。給与がどうとか、人生の保険がどうとか、そう言うのも聞いているとモチベーション下がるよね。もちろんお金は必要ですとも。税金も払うし、服にも、娯楽にもお金使いますとも。好きな人と美味しいもの食べたいですよ。でも、少なからず後ろめたい気持ちを含んだお金で、自分の欲しいものを買うと、やっぱり少し自分が嫌になるんですよ。嬉しいけど嬉しくないみたいな、家に帰ってもすぐに包みを開かないでとりあえずコーヒー飲む、みたいな。気付いたらそのまましばらく放置してた、みたいなね。結局買えたからおっけーとか、そういうんじゃないんですよ。


 わがまま? 分かりません。 潔癖性? どうでしょう。 理屈屋? たぶんそうでしょう。
 しばらくは、情熱を堅くして耐えてみます。まだきっと、できることはあるはず。そんな気がする。
 変な所が楽観的だったりするのは、救いですかね。

はたらきたい。

はたらきたい。