月はこの世からの出口。 ふたが開いた夜にだけ、そこから外界の光が差す。 私たちは同じ入れ物の中の住人で、何も知らず暮らしている。 一緒に暮らしている分には楽しいから、気付かないだけ。 もし誰かが外に出ようとするならば、それは不安や混乱を招いて…
今いる友達や知り合い達は、いつまでそう、居てくれるのだろう。 考えても仕方ないし、確かめるつもりもないのだけれど、ふと、想像してしまう。離れていっても、それはそれで良いんだよ。お互いの為ならば。 普段はそんなこと口にしない。きっとなんとなく…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。